【父が徘徊?】僕が介護をする決意をしたキッカケ

「地元に戻ろう!」そう思った出来事

それは母からの電話だった。

ついに来たか…

家に帰れなくなる

それが僕が決めていた
地元に戻るサインだった。

なんで
その基準にしたのか
自分でもよく分からない。

家に帰れなくなった
それだけでは地元に戻ることを
決断することはなかったと思う。

多分、さまざま要因が
偶然重なり合ったのかな?

タイミングが合ったのかな?

結婚する見込みがなくなり
嫌な会社にしがみつく理由もなくった。

自分の生き甲斐として
あるいは
自分の存在意義を確認するため
両親の介護を選んだのかもしれない。

実家に帰るたびに
懸念していた父の行動があった。

認知機能の低下による父の不可解な行動とは?

夜、何回も外に出る

これには理由がある。
プラごみを捨てたいのだ。

家の中にも
プラごみを捨てるゴミ箱がある。

でも、夜になると
なぜか、庭にある物置きに
それを捨てにいく。

風呂入って、酒も飲んでいる。
冬だと寒暖差もある。

その度に
玄関の鍵の開け閉めをするので
防犯上もよくない。

めちゃくちゃ心配な行為。
 

家の中の
ごみ箱に捨てればいいだろ!!

朝になったら
捨てればいいだろ!!


何度言っても
なかなか治らなかった。

家の中にゴミが溜まるのが
嫌だったのかな?
 

玄関とゴミ集積場の間を何往復もする

これは多分
自分が出したゴミが
ちゃんと回収されたのか?
確認しているのだと思う。

でも
仮に回収されていなくても
それを持ち帰ることはしないのだ。

それが自分が出した
ゴミだということを忘れている。

だから、僕が持ち帰る。

燃えるゴミの日に
燃えないゴミを出していた。

父は点検したことで満足しているのだ。

あれは徘徊につながる行動だったのか?

いつもの
ゴミ集積所との往復

僕が実家に向かっている時
その姿が見えた。

でも
その先に父は向かった…
家に戻ろうとせずに。

慌てて叫ぶ。

走って父のもとに向かう。

おお、そうだった…

 
何がそうだったのか
分からないけど、家に連れ戻した。

もし
僕が発見しなかったら
徘徊していたのかなあ…

お父さん
どこに行こうとしていたのかな?

あの時
そのまま尾行すればよかったかな?

そんな悪い好奇心が
ときたま芽生えていた。

でも
もし父が転倒したらシャレになかったかな?

今ではその思いの方が強い。

デイサービス脱走未遂

両親はデイサービスを利用するようになる。

2024年3月23日
施設から僕にTEL

全然問題ないですよ!
どこに行こうとしたのか
ちょっと興味がありますね~

そんなノンキなことを言ってしまった。
大した問題に感じなかったのだ。

わざわざ
報告しなくてもいいのに…

そんなことまで
報告しなくてはいけないのか
大変だなあ…


今となってみれば
もし脱走したら一大事!

未遂であろうとも
それを隠したら、後で発覚したら
家族は強い不信感を覚えるだろう。

今となってはそう思える。

本当に色んなことが起こる。
本当に…

忘れられない大事件を2つ。
地元に引っ越して間もない頃の出来事。

夜、歯医者に行くと言い出す!

2023年3月9日、母からのTEL

分かった、すぐに行く!

ダッシュで実家へ。

明日、俺が一緒に
行くんだからいいだろ!

そう言ってもダメだった。

結局、父と歯医者に行く。
道を確認するために。

父は迷うことなく
目的地に到着することができた。

なんだ、ちゃんと行けるじゃん!

少しホッとした。

でも
父の見当識は少しずつ
狂い始めていたのだ。

夫婦で失踪??

夫婦ともに認知機能が落ちるという現実

それは
異常行動に対するストッパー役が
いないということを意味する。

その翌日の夕方
実家に行くと誰もいなかった。

1時間

2時間経っても

帰ってこない…

買い物? 散歩?

周辺をウロウロしたり
近くのスーパーに行ったりした。

必死で探し回った!

それでも
見つけることができなかった。

どんどん、あたりは暗くなる。
僕の気分も暗くなる…

警察に
捜索をお願いしなければならないのか…

 
一番心を重くしたのが

その想いだった。

だって引っ越して
まだ3日しか経っていないよ…

焦りに、焦りまくる。

3時間が経とうしていたころ

なんか外から
聞き覚えのある声が聞こえてきた。

慌てて窓を開けると
両親が歩いている!!!


その時の僕の脳内は

っていう感じ(笑)
  

早速、事情聴取する。 

  

だって

予約と違う時間に行ったら
待たされるに決まっているだろ!

心の中で、思いっ切り叫んだ!!

2023年
3月 7日:地元に引っ越し
3月 9日:歯医者事件
3月10日:失踪未遂事件

たった数日で
立て続けに事件が起こるとは!!!
暗澹たる気分になる。

こんなことがずっと続くのか…

認知症機能が落ちた親の面倒見る

その過酷さを予感させる
出来事だった。

両親の予測不能の行動に
僕は苦しめられることになる。

こんな事件など大したことはなかった。
そう思えるほどに…

両親の日常を今まで見ていなかっただけ

このようなことは
日常茶飯のことだったのだろう。

そんな生活をいつの頃からか
ずっと送っていたのだと思う。

遠くに住んでいた頃の僕に
それを知る術などないのだ…

そして
僕には異常だと感じる行動が
両親にとっては正常なことなのだ。

一生懸命考えて行動しているのだ!

迷惑をかけようだなんて
微塵も思っていない。


なんで僕は
それに気が付いてあげることが
できなったのだろうか…

それが本当に悔やまれる。

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